治すことへの魅力と課題の認識が大切

看護師が働く業界として医療の性質を理解することは、医療系へ転職するときには欠かせないでしょう。
志望動機として医療に看護師として携わる上での魅力や自分ができることを述べるのは重要ですが、必ずしもそれだけで十分なわけではありません。
まずは医療の性質として治療を行うのが基本という理解が必要です。
看護師は看護を行うことで病気の治療に努めるということをしっかりと理解しておきましょう。
それが医師の指示に従って行う医療行為である場合もあれば、些細にも感じられるようなコミュニケーションである場合もあります。
他の業界と異なっているのは医療行為を行う機会が多い点であり、実際に自分が行った仕事が患者の病気の治療につながる可能性があるのは魅力的な点でしょう。
その分だけ責任も大きいことを念頭に置いて医療系で働くことを望んでいる理由を明らかにするのが大切です。
その際にもう一つ考慮しなければならないのが課題です。
治療法が確立されているものは限られているため、大半の疾患については簡単に完治させられるわけではないことは認識しておきましょう。
それでもなお他の業界とは違って治療を実現するための一端を担えることは大きな点です。
医療系へ転職する志望動機として看護によって患者を治療できる点を主張するのは効果的な方法ですが、課題を理解していることを示さなければ幻想を抱いているだけだと判断されてしまうリスクがあります。
もし課題に対して自分ができることがあれば添えておくのがベストです。